大海に面した軍事国家。海軍という組織によって国が治められている。元は海からやってくるモンスターから人々を守るための組織であったが、発展の歴史の中で治安を守るために規律を敷くに至った。海軍の規律を破り、海に出た存在は海賊と呼ばれる。人々の中には胸に海への郷愁を宿す不思議な者たちが紛れていることがある。彼ら自身も自分たちのルーツははっきりと知らず、ただ総じて海の中にいると落ち着くという性質を持つ。
- 常夏の国1st
- 常夏の国2nd
- 常夏の国3rd
- 常夏の国4th
大海に面した軍事国家。海軍という組織によって国が治められている。元は海からやってくるモンスターから人々を守るための組織であったが、発展の歴史の中で治安を守るために規律を敷くに至った。海軍の規律を破り、海に出た存在は海賊と呼ばれる。人々の中には胸に海への郷愁を宿す不思議な者たちが紛れていることがある。彼ら自身も自分たちのルーツははっきりと知らず、ただ総じて海の中にいると落ち着くという性質を持つ。
主人公たちは海軍中将の息子・セオドアと共に、偶然にも海賊たちの会話を盗み聞きしてしまい、捕らえられてしまう。海軍が隠したというお宝探しに向かう海賊船の中、自由気ままな船長・リベルディや他の海賊たちと交流するうちに、セオドアは己の生き方に疑問を抱きはじめ……。
設定資料&お疲れ絵まとめ壊れた乗り物を直した縁で、ひと月の間、不思議な女性と共に旅をすることになった画家のイワン。旅先で出会う人たちは、それぞれの郷愁を胸に生きていて……。三日月の昼、7つの物語が待ち受ける2人のモラトリアムエスケープが始まった。
設定資料&お疲れ絵まとめ海軍の駐留地ポート・アウリオン。そこでは、7年に1度のモンスターの襲撃が近づいていた。刻々と近づく決戦の時と、それぞれの望みを抱く海兵たち。そして町に嵐が訪れた時、6年前の記憶が目を覚ます―――これは星のない夜を越え、明日を見据えるための物語。
「お前の生き方はお前が選ばなきゃならない。そのために犠牲にするものも」―――十年前、恋も知らない幼いヴィルベルに、海から来た『神様』はそう教えてくれた。
そして現在―――ヴィルベルは『神様』と一緒に、素敵なバカンスにやってきた。彼にも何かを犠牲にする生き方があることを忘れて、今までのように傍で彼を想っていられると信じながら……。